何年か前、8月中旬の蒸し暑い日の昼下がり。大阪・中之島の西の端(地図上の地点A)から土佐堀川(地点B)を通って大川(地点C)を遡り、源八橋(地点D)で折り返して堂島川(地点E)まで戻ってくる船遊びの企画があると聞き、さっそく参加した。大阪市の主催だから当然、費用はタダ(でなきゃ行かない)。
【橋名の読み方】 上流から下流へ
大川・・・源八橋・げんぱちばし 桜宮橋・さくらのみやばし(銀橋・ぎんばし) 川崎橋・かわさきばし 天満橋・てんまばし 天神橋・てんじんばし 難波橋・なにわばし
堂島川・・・鉾流橋・ほこながしばし 水晶橋・すいしょうばし 大江橋・おおえばし 中之島ガーデンブリッジ 渡辺橋・わたなべばし 田蓑橋・たみのばし 玉江橋・たまえばし 堂島大橋・どうじまおおはし 上船津橋・かみふなつばし 船津橋・ふなつばし
土佐堀川・・・栴檀木橋・せんだんのきばし 淀屋橋・よどやばし 錦橋・にしきばし 肥後橋・ひごばし 筑前橋・ちくぜんばし 常安橋・じょうあんばし 土佐堀橋・とさぼりばし 湊橋・みなとばし 端建蔵橋・はたてくらばし
さらに、このルートを航空写真で眺めると下図の通り。川巡りは大阪・中之島の西の端(地図上の地点1)→ 土佐堀川(地点2)→ 大川(地点3)→ 源八橋(地点4)→ 堂島川(地点5)の順路で進んでいく。
※航空写真中の各番号からは個別ページへジャンプできません。
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大阪は水の都「八百八橋」といわれるが、八百八とは九十九島のように「多数」を意味する形容句で、実際に八百八の橋があったわけではない(領域の取り方や時代によって違うが、橋の数は100〜200程度らしい)。もちろん、川や掘り割りが埋め立てられた現在より、はるかに多かったには違いないが。
とはいえ、市域の北辺近くを流れる新淀川、中心部を東西に貫く大川、ミナミの繁華街の真ん中を横切る道頓堀などを見るにつけ、川や掘り割りの匂いは大阪という町のたたずまいになくてはならないものであり、この都市の風情そのものなのだと再認識する。
この川巡りでは、大阪人でも普段はめったに見られない景色を堪能することができた。コンクリートとアスファルトに覆われた地上は堪え難いほどの湿度と暑さであったが、水面にはさわやかな風がそよぐ別世界があった。その雰囲気を少しでも紹介できればと思う。
© 大学教授がナビゲート!大阪の橋と川巡り